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2021.09.06

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【温泉豆知識】温泉でよく耳にする「湯治(とうじ)」って何?

【温泉豆知識】温泉でよく耳にする「湯治(とうじ)」って何?

「湯治(とうじ)」という言葉を聞いたことはありますか?

今回は温泉豆知識として、温泉でよく耳にする「湯治(とうじ)」についてご紹介します。

「湯治(とうじ)」って何?

【温泉豆知識】温泉でよく耳にする「湯治(とうじ)」って何?

「湯治(とうじ)」とは、日本に昔からある医学的にも認められた治療法のことを指しています。

温泉地にある宿で長期間滞在し、温泉の効能により体調を整える・病気治療や改善を図るのです。

この湯治を実施する際は、事前に病院の医師に温泉地のことや入浴方法について相談しておかなくてはなりません。

一般的な観光目的の温泉旅行との違いはここにあります。

ただ最近では、2~3泊ほどの滞在で疲れの解消や生活習慣病改善が期待できる「プチ湯治」というのも注目されています。

「湯治場(とうじば)」とは?

「湯治場(とうじば)」とは、湯治を行うことを目的に長期間滞在し続ける温泉地を指しています。

現在、日本のさまざまな場所にこの湯治場が存在します。

湯治の効果は?

湯治の効果としては、一定期間毎日欠かさず温泉に浸かることによって身体の免疫力や自然治癒力の向上につながるということが挙げられます。

各地の温泉泉質にもよりますが、アトピー性皮膚炎・筋肉痛・神経痛・関節痛などの治療にも期待ができるとされています。

しかし、医師に相談せず自分の判断で行ってしまうと、病気や体調が悪化してしまう可能性もあるため注意しましょう。

湯治の正しい入浴方法について

湯治の正しい入浴方法について見ていきましょう。

1.まずは「かけ湯」から

心臓へ負担がかかったり、血圧が上昇したりといったリスクを低減させるため、「かけ湯」から始めていきます。

まずは足、次に腰の位置、最後に胸や肩といったような順番で、なるべく心臓から離れた位置からかけ湯を始めるようにしましょう。

2.半身浴から始める

かけ湯を行った後、温泉にいきなり肩まで浸かるのはNGです。

まず半身浴から始め、お湯の温度に身体が慣れてきたら少しずつ深く浸かるようにします。

ただ上半身に病気をもっているという方は、半身浴でストップしましょう。

入浴回数は多くても1日3回、そして入浴時間は長くても10分程度に留めておくのが良いとされています。

3.温泉の成分を洗い流さないのが◎

入浴後、身体に付いた温泉成分はできる限り洗い流さないようにするのが良いとされています。

しかし皮膚の炎症を引き起こしやすいという方は、シャワーで洗い流すことをおすすめします。

4.水分補給はしっかりと行う

入浴後はコップ1・2杯ほどの水分補給を行うようにしましょう。

ちなみに、飲食直後の入浴はしてはいけないといわれています。

歴史ある湯治場「湯村温泉」がおすすめ

歴史ある湯治場「湯村温泉」がおすすめ

上記の記事を読んで「湯治を行いたい」と思われた方には、「湯村温泉」の湯治場をおすすめします。

湯村温泉は、兵庫県・鳥取県の県境「兵庫県美方郡新温泉町」にある温泉地です。

その歴史は古く、平安時代から続く湯治場として知られています。

源泉の湯は98度という日本屈指の高熱湯ということで知られており、入浴後は身体が湯冷めしにくくポカポカします。

とくに秋・冬の時期は「冷え」が辛くなってくる季節ですので、ぜひ湯村温泉の柔らかく肌に優しいお湯で身体を温めてくださいね。

湯村温泉で湯治を行う際には、安全・安心に行うためにも事前に病院の医師に湯治を行っても良いか確認しておくようにしましょう。

おわりに

今回は温泉豆知識として、温泉でよく耳にする「湯治(とうじ)」についてご紹介しました。

湯治は数日間温泉地に滞在し、温泉に浸かって身体の不調や病気を改善させる治療法のことを指します。

ストレス緩和に限らず、皮膚炎や筋肉痛、神経痛、関節痛などにも有効ですので、気になる方はぜひ「湯村温泉」で湯治を行ってみませんか?

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